何となく知っているようで何だか分からないものの1つに数えられるのが、ITという単語。そもそもITってどのような言葉の略称なのでしょうか。目の前のパソコンで検索してみれば「インフォメーション・テクノロジー」のことです、と検索エンジンでさえも今更という感じで表示してくれます。これをさらに直訳すれば「情報技術」ということになります。
この情報技術とは、ある機能を実現するためにコンピュータをどう利用するか、その適用方法を示す技術のこととされています。この適用を具体的に言うと、情報の共有化であったり、情報の有効活用ということになりますが、要は、コンピュータとネットワークに関連する技術であると考えておけばよいでしょう。
では、IT「企業」とはどういう企業のことでしょうか。よく、ITをインターネットの略と勘違いして「インターネットによる情報の共有化によってビジネスを展開する企業」のことを指してIT企業という人がいます。しかし、これらは「インターネット業界」であって、IT企業の中の一部とされています。
ITが情報技術の略であると説明しましたが、、目の前のパソコンや携帯電話、スマートフォンといった端末機器が無ければ、その情報技術を享受することはできません。したがって、パソコンなどの「ハードウェア業界」もIT企業と呼ばれます。このパソコンも、インターネットに接続するためには「プロバイダ」という接続サービスが無ければ機能しません。メールアドレスやホームページの開設も、この機能があるからこそ可能になるのです。
このプロバイダと端末を結ぶためには「通信回線」が必要で、光回線などもこの通信回線の一部です。
そして、すべての人がインターネットを楽しむためにはInternetExplorerのようなブラウザと呼ばれるソフトウェアが必要になります。したがって、IT業界とはこうした「パソコンなどの端末を扱うハードウェア業界」「通信関連会社やプロバイダ」「ソフトウェア業界」「インターネット業界」などの総称というわけです。
現代では個人でも働くことはできますし、フリーランスとして成功を収めている人も多数存在します。フリーランスで案件を獲得するのは可能な時代なのです。